2022.06.21
【最新】自動車保険 加入率
自動車保険は、強制保険の自賠責保険と自由意思の任意保険があります。
任意保険は、あくまで個人の自由意思で加入するものなので加入していない車も存在します。
自賠責保険があるから安心というわけでなく、あくまでも「相手方への補償」であり、対人の補償に限定されています。
また、保険金に上限も設定されています。
傷害による損害は最高120万円
後遺障害による損害は最高4,000万円(後遺障害の程度によって異なります。)
死亡による損害は、最高3,000万円
自賠責保険だけではカバーできないものと言えば、相手方の自動車の修理代、ガードレールや標識等を壊してしまった場合の弁償代、もちろん自分自身が怪我してしまった場合や死亡・後遺障害の自賠責の保険金額上限を超える部分の補償などがあります。
また事故の際の示談交渉も自分で行なわなければなりませんし、弁護士に依頼となれば弁護士費用も必要となります。
自動車保険に加入していれば、自賠責保険でカバーできない補償がされるほか、示談交渉も保険会社に任せることができます。
※過失割合が0の場合は、保険会社は介入できません。
任意自動車保険の加入率
上記の表は、2021年3月末の全国の補償別任意保険普及率です。
・対人賠償保険 75.1%
・対物賠償保険 75.3%
・搭乗者傷害 25.4%
・人身傷害 70.6%
・車両 46.2%
対人・対物は平均で75%となっており相手方への補償が高くなっていることが分かります。
次に九州、熊本県を見ていきましょう。
2021年3月末の熊本県は約140万台の保有台数に対して
・対人・対物の補償 69%
・搭乗者傷害の補償 23%
・人身傷害の補償 65.4%
・車両補償 46%
同じく相手方への補償が高くなっていますが、70%と全国に比べて低くなっています。
あくまでも参考ですが、対人・対物の補償に加入していない車が10台中3台はあるということですね!
このような場合、事故に遭って相手が払ってくれない!という事案もあります。
こんな時、自分を守れるのは自分の保険です。
上記でも述べたように、自賠責保険だけではカバーできないもの、自分や同乗者が怪我をしてしまった場合の自賠責の上限金額を超える場合や車の修理台等、高額な出費を賄うことができます。
さらに、事故の際の示談交渉も保険会社に任せることができます。
※過失割合が0の場合は、保険会社は介入できません。
心強い自分を守れる保険として、任意保険に加入することや、年に一度見直しをすることをおすすめいたします。
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