開催概要


日時 : 2026/6/18(木) 10:30~11:30
会場 : 熊本城ホール 会議室G1,G2
内容 : 【実績多数の税理士が徹底解説】 失敗しない事業承継の秘訣~成功企業とつまずいた企業の事例~

 

当日の内容


今回は、税理士法人K・T・TWOの草野税理士をゲスト講師にお迎えし、「失敗しない事業承継の秘訣 成功企業とつまづいた企業の事例」をテーマに事業承継セミナーを開催しました。

事業承継の核心は「自社株をどう渡すか」
事業承継が進まない理由の一つに、経営者保証の問題や後継者選びの難しさがあります。しかしそれ以上に多くの経営者が頭を悩ませているのが、「自社株をどう次世代に引き渡すか」という問題です。

中小企業の株式は上場株と異なり、売却して現金化することができません。そのまま相続が発生してしまうと、兄弟間での分割を巡って経営が止まってしまうリスクもあります。また、会社が利益を積み重ねるほど株価が上昇し、後継者への承継コストが膨らむ「株価高騰の罠」にはまってしまうケースも少なくありません。

だからこそ、まず自社の株価がいくらなのかを把握することが重要です。株価の算定方法は会社の規模や業種によって異なり(類似業種比準方式・純資産方式など)、顧問税理士への確認が出発点になります。また、令和6年〜8年にかけて株価の算定ルールが改正される動きがあり、株価が上がる傾向になると予想されるため、早めの対策が重要です。

今回扱った自社株承継の4つの手法
承継手法を大きく4つに整理してご説明いただきました。それぞれにメリット・デメリットがあり、会社の状況や経営者の意向によって最適な選択肢は異なります。

① ホールディングス化
② 事業承継税制(特例措置)
③ 相続時精算課税制度
④ M&A(第三者承継)

純資産が高いから株価も高いと思っていたら計算すると低かった、逆に土地の価格上昇で思わぬ高株価になっていたケースなど、思い込みが判断を誤らせる事例も多いとのこと。また、最近はAIで調べる方も多くある程度の回答は得られるが、古い税制に基づいた回答が返ってくることもあり、専門家に聞いていただいて進めるということが大事になるのではないかとのお話もありました。


 

次回予告


次回の中小企業のための事業承継勉強会は、以下の通りです。
日付: 2026/7/15(水)
時間:
<セミナー> 10:30~11:30 (定員10名)
<個別相談会>①13:30~ ②14:30~ (定員各1社)
会場 : 熊本商工会議所 第3小会議室 (熊本市中央区横紺屋町10)
内容 : その悩み、制度や補助金を使えば解決!~制度や補助金を活用して事業承継を賢く進める方法~
申込 : お申込みはこちら