2021.09.08
第6回 お金とは「密」に!今さら聞けないお金の知識 ~確定拠出年金 iDeCoとは~
iDeCoとは
個人型確定拠出年金という制度の愛称で、老後資金を積み立てながら運用し準備していくための年金制度です。
毎月一定の金額を積み立てて運用し、60歳以降に受け取れます。

iDeCoのメリット
1、掛金は全額「所得控除」されます。
所得控除が増えるため、所得税・住民税が軽減され、年末調整や確定申告を行うことで税金が戻ってきます。
もし月1万円を掛けたとき
年間12万円の掛け金に!
掛け金全額控除なので所得控除は12万円!
所得税率10%の場合(所得金額に応じて変わります。)
12万円×10%=12,000円
住民税10%
12万円×10%=12,000円
年間24,000円の節税になります。
※年収や家族構成等に応じて軽減額は変わります。R3.9.10時点の情報です。
かんたん税制優遇シュミレーションが可能です!
2、運用で増えたお金は非課税!
投資信託などの金融商品で運用する場合、通常だと利益に対して所得税・住民税などで約20%の税金がかかります。
しかしiDeCoで運用した場合利益はすべて非課税となります。
3、受け取るときの税負担が軽くなります!
60歳以降、積み立てた資金を受け取る時は、年金か一時金で受け取れます。
一時金の形式で受け取れば退職所得控除になります。
例えば30年積み立てて一時受取の場合は、1500万まで非課税です。
※積立期間により控除額が変わります。
年金で受け取る場合には公的年金等控除の対象となります。
iDeCoの加入条件
1、60歳未満のすべての方
・個人事業主(国民年金の加入者のうち第2号、第3号被保険者でない方)
・お勤め先に企業年金がない方、企業型確定拠出年金のみに加入している、公務員の方等
・家事専従者
2、最低掛金は5000円から
iDeCoの積立限度額
1、個人事業主等 → 年額 816,000円 (月額68,000円)
2、お勤め先に企業年金がない方 → 年額 276,000円 (月額23,000円)
3、企業型確定拠出年金のみに加入している → 年額 240,000円 (月額20,000円)
4、公務員 → 年額144,000円 (月額12,000円)
5、家事専従者 → 年額276,000円 (月額23,000円)

最低積立金額は5,000円のため、お手軽に始められますね!
iDeCoのデメリット
1、原則60歳まで引き出せません。
例えば、定期預金であれば予定外の大きな出費があったときは解約してお金を引き出すことができますが
iDeCoではそれができません。
掛金の積み立てが難しくなった場合は、掛金の変更や停止することができます。
※年に1回のみ変更可
2、元本割れのリスク
運用次第では積み立てた金額以上の金額を受け取ることもできますが、その反面元本割れのリスクもあります。
あくまでも運用は自己責任のため運用方法や商品は慎重に選択する必要があります。
iDeCoのまとめ
iDeCoの概要はいかがだったでしょうか。
日本は長寿国と言われていますが、65歳以降の生活が20年以上続く方が増えてきています。
人生100年時代が到来し、長期化する老後に備え、まず公的年金の状況を確認し、退職金や年金も含めて
老後の資金を考えてはみてはいかがでしょうか。
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